梅本哲信 まるで絵本の世界
梅本哲信がお届けします。
本日の話題は、エストニアについてです!
あまり馴染のない国ではあるかと思いますが、
今回ご紹介する中で少しでも興味を持っていただければと思います!
まるで絵本の世界。バルト三国のエストニア、タリンの冬の街歩き
海をはさんでフィンランドの南に位置する国、エストニア。その首都タリンは旧市街が世界遺産に登録されており、中世の趣きを残した情緒あふれる雰囲気が魅力。ロシアのサンクトペテルブルクにも近く、その影響も随所に感じる街です。
冬季に訪れると広場にはクリスマスマーケットが立ち、より一層メルヘンチックな世界を体験することができます。パステルカラーのかわいい街並みの中へ
タリンは11世紀頃からエストニア人が砦を築いており、貿易によって繁栄したのち要塞都市としての側面を強くしていきました。その名残で今でも街は城壁に囲まれ、砲塔や見張り台が残っており、いにしえの歴史が感じられます。城壁の内側にはパステルカラーのかわいらしい家が並び、石畳の道ともあいまって、まるで絵本の中に入り込んだような気分に。
街角にはマトリョーシカやインペリアル・イースターエッグなどロシアのおみやげもちらほら。
個人経営の小さなおみやげ屋さんが点在しているので、一軒一軒見てまわるのも楽しいです。地元の人と観光客で賑わうラエコヤ広場のクリスマスマーケット
タリンの街の中心といえば、ラエコヤ広場。旧市庁舎に隣接した石畳の広場で、夏場はテーブルとイスが出されてオープンエアーのカフェ兼ビアテラスに、冬場はクリスマスツリーのまわりに屋台が並び、クリスマスマーケットへと変化します。広場には飲食店から雑貨屋さん、おもちゃ屋さん、服飾小物屋さんなどさまざまな屋台が出ています。
エストニア原産のリキュール「ヴァナタリン」を赤ワインで割ったホットワインは3ユーロ程度という手軽さ。おいしいホットワインを片手に出店をぶらぶらのぞいていきましょう。ランチにはエストニアの家庭料理を
街なかにはレストランがいくつもあるので、お昼ごはんをとるのにも不便はありません。
せっかくならエストニアの家庭料理を食べられるお店を選んでみましょう。
今回立ち寄った「ヴァナエマ・ユーレス」というお店では、スライスサーロインにマスタードソースを絡めた料理をいただきました。かなりのボリュームです。エストニア料理はローストポークなど豚肉を使ったものが多いですが、海が近いタリンではタラを使ったスープやグリルサーモンといった魚料理も豊富でした。
メニュー表自体はたいていのお店でエストニア語、ロシア語のほかに英語も併記されていて、お店の人も英語が堪能なので、言葉がまったく通じなくて困るということはありません。幻想的なマジックアワー
日が暮れてきたら、城壁に点在している展望台へ向かいましょう。
空が深い青に変わる頃、美しい街並みに灯りがともり始め、幻想的な風景へと移り変わっていきます。
高い建物がないタリンの街は、「トームペア」と呼ばれる高台エリアの城壁から街を一望することができます。日が暮れると寒さは厳しくなりますが、澄んだ空気のなかできらめく夜景を見られるのは冬場ならでは。
マジックアワーのひとときを楽しみましょう。ますます気分が盛り上がる夜のマーケット
ラエコヤ広場は夜も賑わいを見せています。電飾に黄色い明かりが点けば、ますますロマンチックな雰囲気に。寒い寒いと言いながら飲むホットチョコレートもまた、旅のすてきな思い出となります。
小さな街なので1日でも十分にまわることができるタリン。
冬には冬の楽しみ方があるので、「観光は夏場じゃないと」という概念は一旦置いて、ぜひ寒い時期にも一度訪れてみてくださいね。
この季節ならではの楽しみに出合いましょう♪Republic of Estonia / Tallinn(エストニア共和国 / タリン)
※クリスマスマーケットは例年11月末から翌年1月1週目あたりまで開催されています
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:中村あゆみ
こんな美しい街並みが広がった国なのですね!
色合いも優しくて本当に絵本の世界の様です!
これはぜひ一度訪れてみたいです!
せっかくなのでバルト三国すべて回ってみたいですね!
それでは!梅本哲信がお届けしました!